現在歯科治療において主に使用されている金属は、金銀パラジウム合金と銀合金。
耐久性もあるため保険治療の「銀歯」と「歯の土台」として長年使用されています。
口の中の金属は常に唾液にさらされており、イオン化しやすい金属では金属イオンとしてタンパク質と結合し「異種タンパク」を作り、これが異物とみなされます。自分の体を守る免疫は、細菌・ウイルスなどの「異物」を排除して病気になることを防ぎます。免疫が本来、敵でない金属に反応して起こるものが「金属アレルギー」です。
金 | 銀 | パラジウム | 銅 | その他 |
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12% | 50% | 20% | 16.50% | 1.5%(亜鉛・インジウム・ガリウムなど) |
銀 | インジウム | 亜鉛 | スズ |
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73% | 9% | 10% | 8% |
口の中の金属は常に唾液にさらされており、イオン化しやすい金属では金属イオンとしてタンパク質と結合し「異種タンパク」を作り、これが異物とみなされます。自分の体を守る免疫は、細菌・ウイルスなどの「異物」を排除して病気になることを防ぎます。免疫が本来、敵でない金属に反応して起こるものが「金属アレルギー」です。
「金属アレルギー」によって口の中や全身にいろいろな症状が出てきます。
お口の中:
口内炎・口唇炎
舌炎・舌痛症
扁平苔癬など
全身症状:
手足の湿疹・かぶれ、
全身性接触皮膚炎
掌蹠膿疱症など
お口の中の金属は、常に唾液にさらされているため体内に取り込まれています。その
1つの例が「メタルタトゥ」です。溶けだした金属が歯茎に浸透して着色してしまうものです。
ジルコニア
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